いま言葉にできないほど幸せな気持ちです…
（＊この文章は2006年来日公演初日後に、あるSNSの日記として書いたものです）

なんと、ステージ正面ADAM側最前列という幸運に恵まれ（ラッキーチケットを
引き当ててくれた友人Hさんに感謝！）開演前から心臓バクバクしっぱなし。
私、Hさん、Yさんは、この日のためにWさんに作っていただいた「3人揃ってアイル
ランド国旗」となる、白、オレンジ、グリーンのSpecial Tシャツ（胸にはそれぞれ
考えたメッセージ入り）を着込んでいました。私とHさんは開場と同時になだれ込んで
なんとか最前列キープできたけど、Yさん、Wさんとは残念ながらはぐれてしまい
ました。※後に、2人もいい場所で観られたと聞いてひと安心。　

最初にステージに現れたのは誰だっけ？怒濤のような歓声を受けながら、EDGEに
LARRY、そしてADAMがステージ上に姿を見せました。信じられない。そのときは
まだ夢の中にいるような感じでした。そしてついにBONOが日本国旗を掲げながら
眼の前に…
ぱっと会場が昼間のように明るくなってエッジのギターの音が響き渡り、
City Of Brinding Lightsが始まりました。すぐそこでU2が動いてる。
夢じゃなかった!!!きっと始まったら涙でるんだろうなと思ってたけど、逆でした。
うれしくてうれしくて、ずっと笑っていたような気がします。

そこから始まった宝物のような時間は、きっと一生忘れることがないでしょう。
最初から最後まで声の枯れるまで叫び、歌い、体を揺り動かしてました。

私たち日本のファンがU2を待って待ち続けた想いは、確実にU2に届いたんだと
思います。それがはっきりわかったのは、Walk Onの前に「世界で最も古くから
応援してくれているファンクラブ(というような内容だったと思う）4FREEDAM」
とBONOが言って歌い始めたとき。U2はやっぱり日本のファンのことを忘れて
いなかったんだ、と胸が一杯になりました。4FREEDAMのみなさん、本当に良かった
ですね!!

昨日のU2の演奏は本当に素晴らしかった。特にBONOの張りのある歌声には感動しました。
観客が放ったU2への想いを彼らが受け取り、心のこもった熱いパフォーマンスで
返してくれたような気がします。まるでエールの交換をしたような…ライヴの間じゅう
U2のメンバーは、みんなとてもいい表情してて「ああ彼らもこの時間を楽しんでいる
んだ」というのが伝わってきて、それが何よりうれしかったです。

あと2日間、このうえなく幸せな時間をU2とファンのみんなと共有したいです!!

最後にちょっと自慢かましてよかですか!?
Badの時、BONOがステージから下りてきて、アリーナの観客に手をさしのべながら
歩いたのですが、その時、何度もボノの手に触って、しっかり手も握っちゃいました。
BONOの手は厚みがあって柔らかかったです。腕には柔らかそうな茶色い毛がみっちり
生えていました。観客を見つめるその瞳は、まるで晴れ渡った空のようにどこまでも青く
信じられないほど綺麗で…あまりの衝撃にマジで一瞬気が遠くなりかけました。
2ndアルバム発売後のイギリスツアーでBONOの手と自分の手を手錠でつないじゃう
女の子の話があったけど、その気持ち、すごくよくわかるなぁ…
後でこっそりBONOの手に触れた自分の右手を嗅いでみたら、BONOのつけている香水の
残り香がほのかに匂いました。kei

EGDEファミリー 　wang
最前列EDGE前をキープ。柵をはさんですぐ前にEDGEの奥さまと子供たちが座って見て
いました。(どおりでEDGEが何度もこちらを向いて微笑んでくれる訳だ)
奥様はそうですね、ZOO tourではベリーダンサーだった方。
何の曲の前だったか、ステージが暗くなった瞬間に小さな男の子（風）がステージに
上がって来て EGDEにギターを手渡しました。
EDGEの目尻が一層下がりました。パパの微笑み。その後もず〜とニコニコが続いた
ご機嫌EDGEでした。

家族がツアーに同行できるようになってほんとうに良かったですね。