Akebono
  横綱・曙。 ZOO-TVツアー、東京ドーム公演の際、 "MacPhisto" となったBONOがステージから電話をかけた。
             
  Akiko Kobayashi        
  「恋に落ちて」を日本でヒットさせたこともある歌手・小林明子。PassengersのOriginal Soundtacks 1 に"Holi"の名でExtra Passengerとして参加し、"Ito Okashi"でヴォーカル、"One Minute Warning"で声を担当している
             
  BOMB JAPAN NOW      
  ZOO-TVツアーがスタートして間もなくの92年3月6日付アトランタ・ジャーナル&コンテスティテューション紙で、ある記者がこの「日本を今爆撃せよ」という言葉がコンサート中スクリーンに現れたと報道、バンドの日本嫌い説を裏付けるものと噂され、あまりに物騒な言葉ゆえ日本大使館がバンドに抗議するまでの騒ぎになった。実際は、この3つの単語は"The Fly"の演奏中に映し出される無数の単語の中にばらばらに入っていたに過ぎず、のちにこの記事を書いた記者も誤りを認め謝罪、一件落着となった。
             
      Gakuran    
 
  日本の男子学生服。80年代中頃、BONOは日本のファンから贈られた学ランをステージでよく着ていた。ライブ・エイドのステージでも着用。




 
             
  Goast In The Shell      
  士郎正宗原作、押井守監督のSFアニメーション映画。Passengersの"One Minute Warning"はこの映画の曲としてクレジットされている。
             
  Holi      
  小林明子のイギリスでの名前。Akiko Kobayashiを参照。
             
  Ito Okashi      
  Passengersの曲名。Holiこと小林明子が日本語でヴォーカルをとっている。
             
      Japanese Hotel Room, A    
 
  EDGEはThe Rolling Stone誌で、"Stuck In A Moment"の原形は日本のホテルの一室でピアノで作った曲と語っている。「僕は意識してあの伝統の中の何かを探していたと思う。
『ポップ』のあの全実験期間を経て ー テクノとダンスのアイデアとダンスの審美眼で ー僕らはもうちょっと素朴なものに戻りたがっていたみたいだった。」




 
             
  JASRAC      
  JASRAC(日本音楽著作権協会)によると、日本の著作権使用料(コンサートで演奏した音楽に対し発生する)は海外より低水準で、U2やローリングストーンズが来日した際には使用料収入が少なすぎるとクレームがついたらしい。
※昨年10月JASRACが行った著作権使用料値上げに日本オーケストラ連盟が反発、使用料の支払いを拒否する事態となっている。
(from Daily Yomiuri/Yomiuri Shimbun/@U2)
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040214i105.htm
             
  Judo          
  90年代のU2スタイルを現したBONOの言葉。「向かってくる敵の力を利用して己を守る」
             
  Karaoke          
  POPMARTツアーの前半、コンサートの中盤にEDGEのカラオケコーナーがあった。巨大スクリーンがカラオケ画面になり、それを見ながら彼がオーディエンスと一緒に1曲歌うというもの。曲目は"Daydream Believer", "Sweet Caroline", "New York, New York", "Singing In The Rain", "If You're Going To Sanfrancisco", "Suspicius Minds", "I Love You Love", "Rader Love"等。

2000年11月にBONOのお父上(故ボブ・ヒューソン)75才の誕生日に開かれたパーティーではBONO所有の高級ホテルThe Clarenceにてカラオケが繰り広げられたとのこと。http://www.showbizireland.com/news/november00/13-u214.shtml
日本語訳 http://www.u2japan.com/archive/2000-11-14.txt
             
      Keio Plaza Hotel    
 
  "The Unforgettable Fire"をBONOが書いた場所。「あの曲は木っ端微塵のイメージなんだけど、東京の京王プラザホテルの上の方の部屋で僕が書いた。窓から輝く街とスカイラインを眺めててさ…夜のクリスマス・ツリーみたいなんだよ。その頃の僕はものすごく落ち込んでいたもんだから部屋が滅茶苦茶になってて、部屋中のものがひっくり返ってた。僕はワイン1本でひどいことになっちゃうんだよ。あの頃は元気もなくて。歌詞を見てもらえばわかると思うけど、ボロボロになった状態を綴った記録なんだ」
             
  Mishima        
  Passengers の"Elvis ate america"の歌詞に出てくる。三島由紀夫のことと思われる。
             
  News Station      
  テレビ朝日系列のニュース番組。BONOは98年3月6日に生出演し久米宏・ドリアン助川らを相手に約15分にわたりインタビューに答えた。

*2003年9月からU2がNews Stationの音楽を担当するようになった。

 
           
  Satoshi Tomiie      
  デビッド・モラレスと共に数多くのリミックスを手掛けている日本人。坂本龍一がプロデュースしたダウンタウンの変名ユニットGEISHA GIRLSでは"Grandma Is Still Alive"のadditional rhythm arrangementを担当。アルバムGEISHA "remix" GIRLSのインナースリーヴには顔写真が載っている。
             
  Shinkansen      
  PassengersのOriginal Soundtracks 1についてBONOは「このレコードって、まるで東京の新幹線で聴いているみたいな気分になるんだ。どんなレコードにも一番楽しめる場所があるけど、このレコードの場合それが新幹線」なんだよ。音楽自体はゆっくりだが、背後に不思議なスピード感がある」と語っている。
             
  Sobart      
  「Sobartっていうほんとに無名の日本製ペダルも"New York"のヘヴィ・セクションのために使った。そのペダルがまた極端なんだ。踏むと大混乱に陥るんだよ。」(EDGE)
             
  Sushi      
  ADAMはインタヴューで好きな食べ物としてあげている。
             
  Tokyo      
  BONOおよびEDGE曰く"ZOO-TVの都"。BONOはZOO-TVツアーで東京を訪れた際、「ここにある文化社会は未来を見つめてる。決して完璧ではないにしろ、少なくともノスタルジックじゃない、未来に向かう視線を持っている」と感じたと語っている。
またBONOは「クールなクラブ」として東京のクラブを挙げ、少女たちが特定のスタイルにこだわることなくその場にぴったりの最高のパーティーミュージックをかけているのを目にしたとも語っている。EDGEが初めてDJをしたのも東京のクラブだそうだ。
ADAMはPOPMART ツアーのセットについて「あのセットは東京の夜景にインスパイアされたんだーあの光の洪水。それと日本のアニメにね」と語っている。


 
             
      Unforgettable Fire, The  
 
  83年シカゴ平和記念館で開かれていた広島・長崎の原爆被害者達による絵画展の名前。この絵画展を訪れたU2は後にWARツアーのセットをこの記念館に寄付、ニューアルバムのタイトルをこの展覧会の名前からとった。
広島平和記念資料館 (市民が描いた原爆の絵)

http://www.pcf.city.hiroshima.jp/virtual/VirtualMuseum_j/frame/vist_fr2-7.html

             
  Watashi No Ookina Yume      
  Passengersのアルバムの日本語盤ボーナストラックおよび"Miss Saraevo"シングル収録の"Bottoms"の副題。この曲は、日本で「私たちの大きな夢」のタイトルで公開され93年長崎光フェスティバルでゴールデン・ホーン賞に輝いた "Bottoms" の曲としてクレジットされている。ちなみにこの映画は文字どおり「尻」を扱った映画で、ハイライトは女性6人のマイクを前にした放屁演奏シーン。
             
  Yodo, The      
  よど号、1972年に日本赤軍によりハイジャックされた日航の旅客機。その後VIP専用のチャーター機として内装を改造され、最近ではU2のヨーロッパ・ツアーにも利用された。
             
  Yoru No Hitto Sutajio      

 

長い間続いたフジテレビの音楽番組。U2は初来日時出演し"New Year's Day"を演奏したが、EDGEのギターの音が出ないと言うアクシデントに見舞われ、以後尾を引くことになったU2日本嫌い説の発端となった。この番組の音楽を大事にしない、何でもいいから形にしてしまおうというやっつけ仕事的スタンスは日本のアーティストにも不評だったようだ。