Source: Irish Times Foot-and-mouth threat to second U2 concert スレーン2日目、口蹄疫が障害 http://www.u2tours.com/news/news.src?Action=Detail&Rec=37&03ac1a82ad by Joe Humphreys and Paul Tanney  U2のマネージャーによると、U2はSlaneでの2日目のギグを行いたいが、 口蹄疫が障害となっているという。現在U2はアメリカのフロリダでElevation ツアーを開始したが、現地でマネージャーのPaul McGuinnessがRTEに語ったところ によれば、アイルランド政府はSlaneの追加公演を実現する方向で動いているが、 共和国側での口蹄疫の発生を考慮に入れる必要があるとしている。 (註:例えばhttp://www.irishnews.com/Archive2000/23032001/topstory.htmlでは  アイルランド共和国での口蹄疫(Foot-and-mouth disease)発生を受け、北アイル  ランドが国境での検疫を強化する方針であると書いてあります)  「我々は(Slane追加公演を)実現させたいです。実現を可能にする法改正も行わ れる見込みです。しかし何か大きな力が実現の方向になびかせているような気が します」  「口蹄疫も同様に、解決すべき問題です。解決のためには、我々は性急にならず、 動向を見守る必要があります」とMcGuinnessはRTEに語った。  一方で、他の町が熱心にU2に他の選択肢を与えようと立候補している。  AthyのCllr Cliff ReidはKildare郡を推薦した。この地では8万人収容の敷地を 提供でき、「その3倍から4倍まで対応できます」とのことである。  Athyには幹線も鉄道駅もあり、Boyne川の会場(註:Slaneのこと?)に匹敵すると Reidは自信を持っている。  「Mount Charles卿はAthyにU2のコンサートを奪われ、人々がそちらに流れて いくのを恐れているでしょう」と彼は言う。    Mayo郡のCastlebar Mitchells GAAの渉外担当によると、このスタジアムは6万人 収容であり、計画の許可(註:アイルランド国内で屋外イベントを行うには、まず その計画の許可が必要らしい?)はすでに下りているそうだ。 (註:参照してみよう→ http://www.mayogaa.com/clubs/castlebar/index.html  GAA = Gaelic Sthletic Association)  「我々は準備ができていますので、明日にでも行動を開始できます」とFinian Joyce は語った。  彼によると、CastlebarにはSlaneのような神秘性は期待できないが、会場への アクセスは抜群であるという。「我々は『はい、Slaneと同じレベルのものを提供 できます』と宣誓できますよ」  Slaneには鉄道が通っていないので、観衆はコンサート後に南北に走る唯一の道を 通っていかなければならない。  しかし、2FMのDJでありSlaneのコンサートには全て通ったというDave Fanningは、 他の地ではあの雰囲気を出せないだろうと言う。「天然の円形劇場であることが過剰に 言われていますけど、それ以上の効果があるのでそれは当然でしょう」と、彼はSlane について言及した。  「あの会場、Boyne川を背にしていること、城。これらがこの地を特別なものに しているのです」  この会場が普通のものであったとしても、それでもU2にとっては特別なものである とMcGuinnessは語る。「我々には特別な場所です。この地での最初のコンサートで U2はThin Lizzyの前座を務めましたし、The Unforgettable Fireのレコーディングも 行っています」と、昨週末にThe Irish Timesのインタビューに答えている。  彼はまた、U2とMount Charles卿が1981年のその日(註:Slaneの始まった日)から 友人関係を続けていることにも言及している。  プロモーターのMCDの広報担当者によると、Slaneは「コンサート以上のもの。これは "体験"です」であるとされている。  「選択肢はひとつだけ。追加公演が実現するなら、その日は1週間後の9月1日。 会場は同じ場所。理由は機材の運搬です。それ以外は不可能でしょう」