From The Sun: U2 EXCLUSIVE U2スクープ! Bono - Pop is Dead ボノ「ポップミュージックは死んだ」 http://www.thesun.co.uk/bizarre/  昨日、ボノは「彼らは死んだ。彼らの時代は終わったのだよ」と言い、商業ポップ グループに対して宣戦布告をした。  このU2のシンガーは私に、音楽ファンが子供向けのバンドに飽き飽きし、本物の 音楽に飢えているのを実感していると語った。  このグループは来年ツアーに繰り出し、今でも世界一のロックバンドは自分たち であるということを証明しようと目論んでいる。  ボノはGeorge Michaelが商業アーティストを「くだらないもの」とこき下ろし、 各レーベルを「低年齢層に迎合して本物の才能を無視している」と非難した翌日に、 このように語った。Blurも現在のチャート至上の音楽界を「クソだらけ」である として、この議論に割って入ってきている。  ボノは言った。「加工済みで宣伝ばかりのポップバンドには、みんなうんざりして いるんだ。そういうものはクソだ。人々は本物をまた求めるようになっていて、その 本物が俺達なんだ。潮流は変わるものなんだよ」  「普通、人は巨大なロックバンドの失敗を望むものだと思うけど、俺が感じている のは、人々が俺達に期待しているということなんだ。だって、俺達は本物のバンド たちのために旗を振っているんだから」  「イギリスやアイルランドの音楽界の状況というと、最近はそんなに健康である とは言えないね。でもポップグループのチャートアクションを見れば、そんな状況が 変わりつつあるのが良く分かるはずさ。だって連中は滑り落ちつつあるんだから」  「俺達は1位になったけど、そりゃびっくりしたさ。俺達がシングルチャートで 1位になって、おまけにRadioheadがアルバムチャートの1位だぜ」  「だから、状況は好転していると思うんだ。音楽ファンは賢くなってきている んだ。つまり、Stepsって誰?ってこと」 (註:Beautiful Dayが1位を獲った翌週、Stepsが1位に輝いているけど)  ボノはBBC Radio1のMaida Valeスタジオでのライブ演奏収録の際に語った。私は そのスタジオにいた40人のうちの1人であった」  彼は上機嫌で、Sun紙のカメラマンDave Hoganからカメラを奪い取ると、私の写真を 何枚か撮影した。その写真はBlair Witch Projectの一場面のようなものになって いたが(註:ヘタクソで枠に入っていないということ)、ボノは「これで撮られる 側の気持ちが分かっただろ?」と言った。  ベーシストのアダム・クレイトンは、来年に世界ツアーを始め、イギリスでは夏に 行うことを明らかにした。  アダムは言った。「俺達は、今までとは違うことがしたいんだ。スタジアムは もうやってしまったから、今度は多分Earls CourtsやWembley Arenasでやろうと 思っている」  「アメリカから始めるつもりでいるけど、Slane Castleのショーがあるから アイルランドには戻ってくるよ」  「俺達はこういった気軽なイベントをもっとやりたいね。そう、俺達のスタンダードで 気分良くなってもらうんだ!」  このRadio1でのギグは、1997年に行って以来となった。ボノは言う。「2人を 前にしてやる方が、7万人を前にしてやるよりもずっと難しいね」  U2はニューアルバム「All That You Can't Leave Behind」をTony Blairに 送り付けた。ボノは「Don't let me down(ガッカリさせるなよ)」とアルバムに 書き添えた。  演奏した曲目は、Stuck In A Moment You Can't Get Out Of、New York、 Elevation、Beautiful Day、She's A Mysteryである。