YouTwo.net Dublin Report from Derek McAllister: (1) http://www.youtwo.net/news_archives.adp?newsid=3828  ちょうどThe Clarenceの前にいる友人から電話受けた。彼女が言うには、 「ロックンロールは交通を止める(Rock N'Roll stops the traffic)」とボノが 言ったのは全く正しく、リフィー川の中央埠頭やホテル裏のTemplebarではまさに そんな状態である、ということだ。車は全く動かない状態になりつつある。  ダブリンでは今朝からずっと激しい雨が続いていたが、1000人はいないとしても 少なくとも数百人のファンがThe Clarence前に集まっている。何も見えるはずが ないということは誓って言えるが、演奏する2曲の音は聞こえるだろう。雨の中で 演奏されている「Beautiful Day」というタイトルの曲のビデオを見られたら、 それはなかなか面白いものだと思う。U2、でかしたぞ!  今The Clarenceに電話して、バンドの到着を確認した。奇跡的にここダブリン ではちょうど雨が止んだ。  The Clarenceのフロント係によると、すでに1500人以上の人が外を取り囲んで いるためにドアを閉めざるを得ず、ホテル内にいる常連客に外に出ないように 伝えているらしい。  うちの窓からは、ホテル上空に7台のヘリコプターが飛び回っているのが見える。 -- (2) http://www.youtwo.net/news_archives.adp?newsid=3832  ちょうど今録音は終了し、作業が終わったところ。U2は16時(日本時間翌日の 1時)にホテルのフロントに着いた。10分もしないうちに屋上で演奏を始めた。 先のリポートに書いたように、地上にいる人間は彼らの姿を見ることができな かった。  BBCとRTE、TV3、ITV、Sky Newsがホテルの周りにいるファンを撮影していた。 U2は2曲を立て続けに3回演奏した。ホテルの正面にいたファンは演奏が聞こえ なかったようだが、裏にあるTemple Bar周辺では聞くことができたようだ。  ホテルの周辺は数千人で囲まれていた。報道では道や橋の上は人でごった返して おり、極めて危険であると言っていた。ホテル周辺の道の脇にはガードレールが なく、交通事故が起こってもおかしくない状態であった。アイルランド警察が ホテルのある南埠頭周辺の渋滞の解消するのに1時間近くを要した。 -- (3) http://www.youtwo.net/news_archives.adp?newsid=3833  今日の午後、僕らはボノを失うところだった!  ラジオによると、ボノが屋根の先端にいたときにマイクを落としてしまったそう である。そこで彼はマイクを拾おうと屈んだところ、そのときにバランスを崩して しまった。彼がビルの端から離れそうになる前に、エッジがボノを捕まえた。  渋滞情報ではThe Clarenceの周りを避けるように呼びかけているが、その場を 離れるファンはごく少数で、ホテルからU2が出てくるのを待っている。 -- (4) http://www.youtwo.net/news_archives.adp?newsid=3849  屋上ギグの話が明らかになったために、U2の到着は渋滞で1時間ほど遅れた。 しかし彼らはファンや野次馬には寛容であった。彼らは外で待つファンが数百人 くらいだと思ったのか(数千人ではなく)、ファンに対して600個のIrish punts of sambos(サブマリンサンドイッチ)を振る舞った。これはボノの兄Normanがオーナーの レストラン「Nude」が作ったものであった。  The Clarenceは紅茶、コーヒー、ビールを振る舞った。