From Foxnews: 
Cause Celebre: Famous Faces Don't Always Equal Government Cash
世間の関心事：有名人を顔役にすることが必ずしも助成金を得る条件ではない


　有名人が話すと、政治家は耳を傾ける。しかし、ハリウッドとワシントンの結び
つきはスターのお気に入りの問題への助成金計上に本当に役に立つのであろうか？

　Michael J. Foxはパーキンソン病の研究費用として130万ドルを集め、一方で
Christopher Reeveは脊髄損傷に関する研究基金を16%増やした。ロックスターのＵ２の
ボノは、第３世界の負債放棄運動に加わることを決心した後、影響力のある上院議員や
下院議員の有力者との面会をした。

　「昨年の予算は全くありませんでしたが、今年は110万ドルにもなりました」と、
同プロジェクトでボノと共に活動したオックスファム・アメリカのSeth Amgottさんは
語った。

　しかし、政府機関の事情通が言うには、有名人をそういった顔役に据えることに
よって米国国立保健研究所の予算が500%増大した実績は認めながらも、ＮＰＯ（非営利
組織）においては同様の手法で多額の助成金を得るとは限らないと見ている。

　「有名人や運動団体が今までに単体で、彼らが望むようなこれほどのインパクトを
持ち得たでしょうか？　おそらくなかったでしょう」Celebrity Connection社という、
ＮＰＯと有名人の仲介をする会社のBarry Greenbergさんは言う。

　Greenbergさんは、ＮＰＯ側がスターの影響力が成功と同じであると考え、彼らに
とってのMichael J. Foxを探すように言ってくることに違和感を感じ始めたそうだ。

　「『某有名人がある特定の分野の問題に関心があると聞きまして・・・』といった
電話の数は、多すぎて数える気にもなりません」

　有名人が問題に目を向けさせるきっかけになることと、助成金獲得ゲームで勝利を
収めることの間には、現実には大きな隔たりがある。ＮＰＯの補助金獲得は、たいていは
密室の中で静かに達成されるものである。有名人が同席する公聴会の席上ではないのだ。

　しかし、スターの参加したどのＮＰＯに尋ねてみても、彼らが感情を害することは
ないと言うであろう。

　「軋む車輪は潤滑油を得て、有名人はうるさく思われるほどいろいろな発言をして
くれるのです。」パーキンソン病基金のLarry Hoffheimerさんはそう言う。


...Trace Gallagherがこの報告を作成しました